「Flash Player」にゼロデイ脆弱性 - 標的型攻撃が発生
Adobe Systemsは、 「Flash Player」に深刻な脆弱性が存在し、ゼロデイ攻撃が発生しているとしてアドバイザリを公表した。「Adobe Reader」「Adobe Acrobat」のコンポーネントも影響を受けるという。
「Adobe Flash Player 10.2.152.33」や「Chrome」ユーザー向けに提供している「同10.2.154.18」、および以前のバージョンに脆弱性「CVE-2011-0609」が見つかったもの。
「Windows」「Mac」「Linux」「Solaris」など各プラットフォームに影響があり、Android向けに提供している「Flash Player 10.1.106.16」および以前のバージョンも含まれる。
細工されたファイルを開くなど、脆弱性が攻撃を受けた場合、アプリケーションがクラッシュし、システムを乗っ取られるおそれがある。
(Security NEXT - 2011/03/16 )
ツイート
PR
関連記事
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
「Erlang/OTP」「RoundCube」の既知脆弱性が標的に - 米当局が注意喚起
QNAP、アドバイザリ9件を公開 - 複数脆弱性を修正
アプリ生成「Lovable」に脆弱性 - 生成プロジェクトに影響
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
バックアップストレージ用ソフト「HPE StoreOnce」に複数脆弱性
「Roundcube」脆弱性、詳細やPoCが公開予定 - 早急に対応を
Auth0の複数SDKに脆弱性 - 細工Cookieでコード実行のおそれ
米CISA、「Chromium」脆弱性の悪用に注意喚起 - 派生ブラウザも警戒を
「MS Edge」にアップデート - ゼロデイ脆弱性を解消