12月のフィッシング攻撃、引き続き1万6000件台で推移
EMCジャパンは、2010年12月のフィッシング発生状況を取りまとめた。
同社RSA事業部によれば、12月に同社が検知したフィッシング攻撃は1万6782件で前月からほぼ横ばい。6月には一時1万3000件台まで減少したものの、2010年後半は1万6000件から1万8000件のレンジで推移している。

フィッシング攻撃の月次推移(グラフ:EMCジャパン)
7月以降、同社では犯罪組織「Rock Phish」による「fast-flux攻撃」は確認しておらず、ウェブサイトのハイジャックによりフィッシングサイトをホスティングする手法へ変化が進んでいるという。
悪用されたブランドは、9月以降増加しており236件。2010年4月以降の最高値を記録した。6回以上攻撃を受けたブランドは94件で、前回の89件から増加している。
(Security NEXT - 2011/01/21 )
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