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岡崎市、図書館システムの個人情報流出問題で入札参加停止処分

三菱電機インフォメーションシステムズが販売した図書館システムから、利用者の個人情報が流出した問題で、愛知県岡崎市は同社に対し18カ月の入札参加停止措置を決定した。

同社は、岡崎市立中央図書館において納入したシステムの調整や試験を行ったが、システム内に個人情報が残存しているまま、国内の複数図書館に納入していたもの。利用者163人分の個人情報が混入し、そのうち2図書館でデータのダウンロードが確認された。

同市はこれを受け、入札参加者審査委員会において審議を行った結果、同社中部支社に対し、11月26日から2012年5月25日まで18カ月の入札参加停止措置を決定した。

(Security NEXT - 2010/11/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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