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日本セーフネット、500種類以上のウェブアプリに対応するデータ保護アプライアンス

日本セーフネットは、情報漏洩対策やフィルタリングによるデータ保護を実現するアプライアンス製品の最新版を提供開始した。

「eSafe SmartSuite II v.8.5」は、外部へのアクセスなど監視できるゲートウェイ型アプライアンス製品。3000ユーザーまで対応できる「XG210」と8000ユーザーまで利用できる「XG300」をラインナップに用意している。

DLP機能では、監査対象として150種類以上のファイル形式に対応しており、利用できる辞書はPCI DSSなど20種類以上。「Active Directory」「LDAP」のユーザーポリシーと連携できる。

不正サイトへのアクセスを制御するURLフィルタリングには、1億5000万件を登録したデータベースを採用しており、カテゴリごとにストリーミングを制御でき、フィルタ制御やルールの上書きなども行える。

ウイルス対策としてKaspersky Labのエンジンを「eSafe Security」に標準で装備したほか、「Web 2.0セキュリティエンジン」の機能を向上させた。

メールや「Winny」や「Bit Torrent」といったファイル共有ソフト、「Facebook」をはじめとするSNSサービス、「Skype」などのインスタントメッセンジャーなど、500種類以上のアプリケーションを検知でき、「Twitter」についてはログイン制御やユーザーのフォローの制御など詳細の設定にも対応する。

そのほか、ダッシュボードのインタフェースや検知時のアクション設定、レポート機能、アラート機能など管理機能を強化。また「AppliFilterエンジン」の改良やスキャニング結果をキャッシュによりパフォーマンスを向上させた。「VMware ESXi」など仮想環境にも対応している。

(Security NEXT - 2010/10/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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