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児童の個人情報が路上に放置、2年前の紛失データか - 茅ヶ崎市

茅ヶ崎市立浜之郷小学校の教諭が2年前に紛失したUSBメモリ内のデータが印刷され、市内の路上に放置されていたことがわかった。

路上で見つかったのは、学級名簿や児童に関する行動記録で、8月22日に同校の職員が校門付近で学級名簿1枚を発見。その後散歩中の住民や保護者などから、書類を拾得したという連絡が相次いだ。

見つかった学級名簿は、同校教諭が2008年に担任していた4年生29人分の氏名、住所、電話番号、保護者氏名、在籍している兄弟姉妹の氏名、緊急時の引受人氏名などが記載されており、6部コピーされていた。さらに、教諭が以前勤務していた秋田県内の小学校の児童1人に関する行動記録のコピー12枚が含まれる。

2008年5月8日に同校教諭がUSBメモリを紛失しており、データが一致したことから内部に保存されていたデータを印刷したものと見られている。紛失したUSBメモリは現在も回収されていない。

同校ではこれを受け、対象となる児童宅を訪問して保護者に説明と謝罪を実施。また警察に被害を届けており、教育委員会と連携して今後の対応を協議している。

(Security NEXT - 2010/08/31 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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