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患者情報入りUSBメモリを看護師が持ち出して紛失 - 長崎大病院

長崎大学病院の看護師が、入院患者のべ57人分の個人情報が保存されたUSBメモリを自宅に持ち帰り、紛失していたことがわかった。

紛失したUSBメモリには、2009年4月から2010年6月まで同看護師が担当していた入院患者のべ57人分の床ずれに関するデータが保存されていた。患者の氏名、年齢、性別、診断名、リスク要因、自立度、危険因子評価、検査値などが含まれる。

データは原則院外持ち出し禁止だったが、同看護師は7月18日、データ処理作業のためUSBメモリを自宅に持ち帰り、8月12日になってメモリを使用しようとしたところ、見あたらないことに気が付いた。周辺を捜索したが発見できず、25日に警察へ遺失物届を提出している。

同院では対象となる患者に文書で事情を報告し、謝罪。紛失したデータが不正に利用されたとの報告は受けていないという。

(Security NEXT - 2010/08/31 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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