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「MasterCard」装うフィッシングが発生 - 複数URLで稼働中

クレジットカードブランド「MasterCard」を装ったフィッシング攻撃が確認されたとして、フィッシング対策協議会では、誤って個人情報などを入力しないよう注意を呼びかけている。

現在確認されているメールは、英文によるもので「MasterCard Account Holder」「Regarding Your MasterCard」「MasterCard Alert」といった件名で送信されている。フィッシングメールでは、「あらたなセキュリティの認証システムを導入した」などとしてサイトへ誘導しており、MasterCardなどカード情報を入力させる手口だった。

同協議会では、誘導先ウェブサイトのURLとして6件を確認。8月11日15時の時点で稼働中であることから、フィッシングサイトの閉鎖に向けてJPCERTコーディネーションセンターへ調査を依頼しているという。

(Security NEXT - 2010/08/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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