Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

不正アクセス被害で不正コード含むバナーを複数サイトで表示 - インプレスグループ会社

インプレスビジネスメディアが不正アクセスの被害に遭い、運営する複数のウェブサイトで、不正なコードを含む広告バナーが一時表示されていたことがわかった。

影響を受けたサイトは、同社が運営する「Think IT」「Web担当者Forum」「IT Leaders」「データセンター完全ガイド」「レンタルサーバー完全ガイド」の5サイト。同社によれば、7月19日深夜に広告配信システムが外部より不正アクセスを受け、同日23時22分から翌20日0時25分にかけて、不正なコードを含むバナーが配信されたという。

期間中に問題のバナーを、「Internet Explorer」を利用しているなど特定条件下で表示した場合、トロイの木馬へ感染するおそれがあった。同社では心当たりがある利用者に対し、ウイルス感染のチェックを実施するよう呼びかけている。

また今回の不正アクセスによる個人情報漏洩への影響については、不正アクセスを受けた広告配信システムに個人情報は含まれていないとし、可能性を否定している。

(Security NEXT - 2010/07/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

県営住宅入居者の個人情報含む書類、強風で飛散 - 愛知県
個人情報含む道路占用届書をメール誤送信 - 国交省
フィッシング攻撃支援サブスクの関係者を一斉検挙 - 利用者は約1万人
国家関与のサイバー攻撃「ArcaneDoor」 - 初期侵入経路は不明、複数ゼロデイ脆弱性を悪用
「PAN-OS」の脆弱性侵害、段階ごとの対策を説明 - Palo Alto
MS 365アカウントに不正アクセス、個人情報流出の可能性 - セガ子会社
国内でも被害発生、「ColdFusion」の既知脆弱性狙う攻撃
バッファロー製ルータに脆弱性 - パスワード取得、コマンド実行のおそれ
米政府、悪用が確認された脆弱性3件について注意喚起
「Cisco ASA」「FTD」に複数脆弱性 - ゼロデイ攻撃も発生