Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

MS、7月度のセキュリティパッチを公開 - 「ヘルプとサポートセンター」の脆弱性へ対応

マイクロソフトは、7月の月例セキュリティ更新プログラム4件を公開した。深刻度は「緊急」が3件、「重要」が1件となっている。

今回の更新プログラムでは、すでにアドバイザリが公開され、ゼロデイ攻撃が発生している「Windows XP」「Windows Server 2003」の「ヘルプとサポートセンター」に関する脆弱性へ「MS10-042」で対応した。

また5月に脆弱性が判明している「Canonical Display Driver」でオーバーフローが発生する不具合についても「MS10-043」にて解消している。

同脆弱性は、64ビット版の「Windows 7」「Windows Server 2008 R2」のみ影響があり、32ビット版は対象となっていない。また執筆時点で脆弱性が悪用されたケースは報告されていないという。

(Security NEXT - 2010/07/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
「Cisco IOS XR」にDoSや署名バイパスの脆弱性 - 修正版リリース
「Zoom Workplace」に複数の脆弱性 - 最新版で修正済み
工場向けMOMシステム「DELMIA Apriso」脆弱性 - 米当局が悪用に注意喚起
Ivantiのエンドポイント管理やリモートアクセス製品に脆弱性
デバッグ支援ツール「NVIDIA NVDebug tool」に複数の脆弱性
ネットワーク監視ツール「Stork」に脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
GitLab、バグ報奨金プログラムで報告された脆弱性6件を解消
「Adobe Commerce」「Magento」に深刻な脆弱性 - Adobeと外部で温度差
MS、月例セキュリティ更新80件を公開 - 「緊急」8件などに対応