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ウェブサイトを通じて海賊版を販売した男女が送検、代金口座には多数の法人名義

千葉県警らは、ウェブサイトを通じて海賊版を販売していた男女を、著作権法違反の容疑で千葉地検に送致した。

コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)によれば、男性らは今年3月1日ごろ、「弥生会計 08 プロフェッショナル」や「駅すぱあと(Windows)2009年4月」などを無断で複製した海賊版を販売し、5月27日に逮捕された。

このほか男性らは、「AutoCAD LT 2010(32bit)体験版」や「Microsoft Office Professional 2007 Plus ボリュームライセンス版(日本語版)」の海賊版などを、千葉県松戸市の男性ほか1人に販売していたという。

同県警の捜査員がサイバーパトロールで販売サイトを発見、ACCSを通じて各著作権者に連絡した。海賊版販売で約300万円を売り上げていたほか、代金の振込口座には、複数の法人名義が確認されたという。

(Security NEXT - 2010/06/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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