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Windows Serverサービスの脆弱性を狙った攻撃が増加 - CCCまとめ

検体種類別ランキングでは、前回1位だった「PE_VIRUT.AV」に代わって「WORM_DOWNAD.AD」がトップになるなど、動きがあった。「PE_VIRUT.AV」は国内からの収集数減少が影響し、前月より約5000件減少した。

3月上旬にハニーポットを36台増設した影響もあり攻撃事象型の検知件数は前月から上昇している。特にWindowsのServerサービスの脆弱性「MS08-067」を狙った海外からの攻撃が増加しており、全攻撃の57.5%を占めた。

攻撃元はおもに台湾とロシアで、マルウェアのダウンロードに成功したケースは約9%。その多くは「WORM_DOWNAD.AD」だったという。

(Security NEXT - 2010/06/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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