3月のフィッシングメールの届出件数は前月同様に高水準 - フィッシング対策協議会まとめ
フィッシング対策協議会は、3月のフィッシング攻撃に関する届出状況を取りまとめた。フィッシングメールについては、前月と同様に高い水準で推移しているという。
フィッシングメールの届出件数は、30件弱だった年初から2月に急増して71件に達したが、3月も同様に71件の報告が同協議会へ寄せられた。一方でフィッシングで利用されたURLは、前回調査の82件から大きく減少して46件へと落ち着いている。
また報告を受けたフィッシングサイトについては、JPCERTコーディネーションセンターが調査や停止の依頼など対応を進め、いずれも停止に至っている。
同協議会によれば、ブランドの悪用被害については、4件から5件と特に大きな変動はないものの、3月はセゾンカードをはじめとするクレジットカードブランドを装うフィッシング攻撃の届け出が前月から引き続き目立っているという。
(Security NEXT - 2010/04/02 )
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