3月のフィッシングメールの届出件数は前月同様に高水準 - フィッシング対策協議会まとめ
フィッシング対策協議会は、3月のフィッシング攻撃に関する届出状況を取りまとめた。フィッシングメールについては、前月と同様に高い水準で推移しているという。
フィッシングメールの届出件数は、30件弱だった年初から2月に急増して71件に達したが、3月も同様に71件の報告が同協議会へ寄せられた。一方でフィッシングで利用されたURLは、前回調査の82件から大きく減少して46件へと落ち着いている。
また報告を受けたフィッシングサイトについては、JPCERTコーディネーションセンターが調査や停止の依頼など対応を進め、いずれも停止に至っている。
同協議会によれば、ブランドの悪用被害については、4件から5件と特に大きな変動はないものの、3月はセゾンカードをはじめとするクレジットカードブランドを装うフィッシング攻撃の届け出が前月から引き続き目立っているという。
(Security NEXT - 2010/04/02 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
先週注目された記事(2025年11月30日〜2025年12月6日)
先週注目された記事(2025年11月16日〜2025年11月22日)
「不正ログイン」相談が約1.5倍 - 「偽警告」は関係者逮捕で減少するも限定的
先週注目された記事(2025年10月26日〜2025年11月1日)
インシデントが2割強の増加 - 「EC-CUBE」改ざん被害も複数報告
9月のフィッシング、報告が22万件超 - 悪用ブランド過去最多
フィッシング報告約19万件 - URLは前月比1割減
フィッシングURLが前月比4割増、報告20万件超 - 証券関係が再増加
2Qの個人「サポート詐欺」相談は912件 - 検挙後に減少
6月はフィッシング報告が減少、証券関連影響 - URLは増加
