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融資時に入手した火災保険の満期情報を子会社が提携会社に提供 - 鳥取銀行

鳥取銀行の顧客情報が、子会社である鳥取ビジネスサービスを通じて同行と提携する保険代理店へ流出していたことがわかった。

流出したのは、同行が融資する際に顧客から提供を受けていた担保物件の火災保険に関する満期予定を記載したリスト。2003年7月から2007年10月までの個人顧客806件や法人顧客885件の情報が記載されており、氏名、保険会社名、保険金額、証券番号、満期日、保険料支払方法、同行の取扱店などが含まれる。

同行と提携し、保険の共同募集などを行っている保険代理店の親和商事に対し、子会社である鳥取ビジネスサービスが提供していたもので、外部からの問い合わせがあり判明した。

同行では提携会社以外に情報が流出した可能性は低いとし、対象となる顧客へ書面で謝罪する予定。また所管する金融庁への報告はすでに完了しているという。

(Security NEXT - 2010/04/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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