Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

鳥取県の水産試験場の一部ページが改ざん - 鳥取県のメインサイトには影響なし

鳥取県の水産試験場が公開していたウェブページの一部が、改ざんされていたことがわかった。閲覧者にウイルス感染のおそれがある。

改ざん被害を受けたページは、「境港の旬別まき網水揚げ量」および「栽培漁業センター観測による湯梨浜町沿岸水温」。鳥取県警より指摘を受け改ざん被害に気がついた。

改ざんされたページには不正なスクリプトが埋め込まれ、閲覧すると外部サーバへ誘導され、マルウェアに感染するおそれがあった。同県では改ざんの詳しい原因や影響を調べている。

同県では、同ページにおいて個人情報なども管理していかったとし、レンタルサーバで管理していたページが改ざんされたものであり、県メインサイトへの影響を否定した。また問題のページを閲覧した利用者に対してウイルスチェックを実施するよう呼びかけている。

鳥取県
http://www.pref.tottori.lg.jp/

(Security NEXT - 2010/03/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

MS、6月の月例パッチを公開 - ゼロデイ脆弱性などへ対応
「Adobe Acrobat/Reader」に複数脆弱性 - アップデートで修正
「FortiOS」に複数脆弱性 - 権限の昇格やセッション管理不備など修正
「Chrome」に複数脆弱性 - セキュリティアップデートで解消
「Adobe Commerce」に緊急対応必要な脆弱性 - 「Magento」も注意
ATM取引情報が保存された外部記録媒体を紛失 - 苫小牧信金
県営住宅家賃滞納者情報含む一部督促状を誤送付 - 神奈川県
廃棄カルテが一般ゴミに紛れる、搬送中に飛散 - 薩摩川内市
職業性曝露事故の関係者情報含むUSBメモリが所在不明 - 秋田大病院
メルアカ乗っ取り被害、スパム送信の踏み台に - MaOI機構