MS、月例パッチ13件を公開し適用優先度も公表 - カーネルやSMBの脆弱性を解消
深刻度が「重要」とされるプログラムは、アドバイザリが公開されている「Windowsカーネル」の脆弱性をはじめ7件。Windowsカーネルの問題については、権限昇格の脆弱性が公開されているが、マイクロソフトのセキュリティレスポンスマネージャの小野寺匠氏によれば、具体的な悪用は確認されていないという。
「Hyper-V」の脆弱性は、不正プログラムをゲストOS内で実行するとサービス拒否が発生し、場合によってはホストOSが停止するおそれもある。影響を受けるユーザーは限定されるが、パブリッククラウドなど、不特定多数が利用する環境を提供している場合は注意が必要となる脆弱性だ。
SMBサーバについても、脆弱性についても「MS10-011」で対処したほか、「Windowsクライアントサーバランタイムサブシステム(CSRSS)」において特定動作を行うことによる特権の昇格が発生する脆弱性へ対応した。「MS10-014」では、Kerberos利用時にマイクロソフトと他社製品における相互認証を行った際にサービス拒否が発生する問題を解消する。
アクセサリとして標準で付属する「Microsoftペイント」において、不正なJPEGファイルを処理した際に不正なコードが実行されるおそれがあるが、同アプリケーションに限定された脆弱性。他アプリケーションにおいて同様の問題は存在しておらず「警告」となっている。
(Security NEXT - 2010/02/10 )
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