Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「.jp」はもっとも安全なドメイン、危険度は0.1% - マカフィー調査

マカフィーは、ドメインごとにウェブサイトの危険度を評価した年次レポート「危険なWebサイトの世界分布 」を取りまとめた。もっとも危険な国別ドメインはカメルーンの「.cm」。また商用ドメイン「.com」が、危険度2位に急浮上した。

091203mf1.jpg
マカフィーによる地図。緑が安全。赤に近づくほど危険度が高い。

同社では、ウェブサイトの安全性を評価するサービス「McAfee SiteAdvisor」のデータベースに基づいて、世界2700万のサイトおよび104のトップレベルドメインを分析。ブラウザの脆弱性を利用したエクスプロイト、フィッシング、過剰なポップアップ、悪質なダウンロードなどの項目から、各ドメインの評価を行った。

レポートによれば、調査したサイトの5.8%にセキュリティリスクが含まれ、150万以上の危険なサイトが存在することがわかった。

危険度が高かった国別ドメインはカメルーンの「.cm」で、36.7%にセキュリティリスクが含まれるとして昨年の圏外から1位に急浮上した。「.com」と似ていてタイプミスしやすいことから、タイポスクワッティングを目的とした不正サイトの開設に利用されていると同社では分析している。

一方、昨年もっとも危険と判定された香港の「.hk」は、管理者が積極的な対策を実施したことで34位に下がった。また、安全な国別ドメインは日本の「.jp」で、危険度は0.1%だった。昨年の0.13%に続き低い水準を保っている。

またジェネリックドメインの危険度ランキングでは、商用ドメインの「.com」が9位から2位に浮上した。日本には「.com」ドメインのサイトも多数存在するため、「.jp」の危険度が低いからといって日本のユーザーが安全とは言えないと同社では指摘している。

危険度の高い国別ドメインランキング

1位:カメルーン
2位:中国
3位:サモア
4位:フィリピン
5位:旧ソ連

危険度の低い国別ドメインランキング

1位:日本
2位:アイルランド
3位:クロアチア
4位:ルクセンブルク
5位:バヌアツ

(Security NEXT - 2009/12/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

主要上場企業のDMARC導入が加速 - 本格運用はドメイン全体の5%未満
1月のフィッシング、独自ドメイン使用する送信元メアドが増加
メールアカウントに不正アクセス、スパム踏み台に - TRE HDグループ会社
日本のDMARC導入率13%、米豪と大きな差 - NRIセキュア調査
鹿児島県の過去使用ドメイン4件、第三者が取得
「dカード」利用者を狙う偽メール - 架空の利用照会など複数文面で
IT資産を調査、リスクを評価できるASMサービス - SST
アズジェント、攻撃対象領域の分析サービス - 1回限定で無償提供
メール機器に脆弱性、約7カ月半にわたり侵害 - 教職員支援機構
フィッシングURLが急増 - 4割近くが「Cloudflare Workers」のドメイン