Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

道ですれ違いざまに拡散する不正プログラム

「ニンテンドーDS」を狙ったウイルスは、4年前にトロイの木馬「Trojan.DSBrick」が確認されている。メモリを上書きして端末を利用不能にするもので、登場当時無線機能などの悪用が懸念されていたが、人気タイトルでまさに問題が発生した。

同社によれば、問題の地図も利用せず消去すれば問題ないというが、PCのようにウイルス対策ソフトを導入する習慣がない。さらにユーザー層が子どもから大人まで幅広い上に人数が多く、一般的なユーザーがこうした不正データの存在そのものを知らなかったり、注意を払っていないなど気がかりな点も多い。今後の動向が注目される。

(Security NEXT - 2009/10/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

国交省のコンテナ物流システムがスパムの踏み台に - 情報流出なし
楽天モバイルに行政指導 - 不正ログインで「通信の秘密」漏洩
iPhoneやMacなどApple製品の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
「Apache Tika」のPDF解析に深刻な脆弱性 - 早急に対応を
小学校教諭が非公開の授業動画を誤って公開 - 台東区
中学の部活文書、生徒に誤って預け情報流出 - 高槻市
一部母子管理票が保存箱ごと所在不明、誤廃棄か - 川崎市
「Cisco IOS」脆弱性、公表から7年後も攻撃が継続
ホスティング管理ツール「Plesk Obsidian」に脆弱性 - アップデートで修正
「Docker Desktop」に深刻な脆弱性 - コンテナからAPIアクセスのおそれ