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サイバー犯罪者、ブラピからジェシカビールに乗り換え - 米大統領は意外に不人気

米McAfeeは、危険なサイトへ誘導するために名前が悪用されている有名人のランキングを発表した。同ランキングは、インターネット検索の表示結果を同社サイト評価技術「SiteAdvisor」により分析したもので今年で3回目。

今回の調査では、マルウェアに感染するなど危険なウェブサイトへの誘導に利用される有名人は、ジェシカビールさんがトップ。ジェシカビールさんの壁紙やスクリーンセイバー、画像や動画など検索した場合、2割は不正プログラムなど配布する危険なウェブサイトへのリンクだった。

2位は昨年と同じくビヨンセさんが続き、前回調査で首位だったブラッドピットさんは10位へと大幅にダウンした。ハリウッドにおける知名度に比例して危険度が高まる傾向にあり、上位10人はブラッドピットさん、ビヨンセさん以外、今回あらたな顔ぶれとなっている。

また注目される米国のオバマ大統領や大統領夫人については、34位と39位と昨年よりランクを大きく下げた。

インターネット検索で最も危険な有名人(2009年)

1位:ジェシカビール
2位:ビヨンセ
3位:ジェニファーアニストン
4位:トムブレイディ
5位:ジェシカシンプソン
6位:ジゼルブンチェン
7位:マイリーサイラス
8位:ミーガンフォックス
9位:アシュレイティスデイル
10位:ブラッドピット

インターネット検索で最も危険な有名人(2008年)

1位:ブラッドピット
2位:ビヨンセ
3位:ジャスティンティンバーレイク
4位:ハイディモンタグ
5位:マライアキャリー
6位:ジェシカアルバ
7位:リンジーローハン
8位:キャメロンディアス
9位:ジョージクルーニー
9位:リアーナ

(Security NEXT - 2009/08/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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