顧客管理ソフト「SugarCRM」にSQLインジェクションの脆弱性
オープンソースとしても提供されている顧客管理ソフト「SugarCRM」にSQLインジェクションの脆弱性が見つかった。情報処理推進機構(IPA)が注意を呼びかけている。
問題の脆弱性は、任意のSQL文が実行され、管理者権限を取得される可能性があるもの。データベースのデータが漏洩されたり、削除されるおそれがある。脆弱性を解消した最新版が提供されており、アップデートすることにより脆弱性を回避することができる。
今回修正された脆弱性は、三井物産セキュアディレクションの寺田健氏が発見し、6月29日にIPAへ報告。JPCERTコーディネーションセンターが開発者との調整を行ったという。
SugarCRM
http://www.sugarcrm.com/crm/
情報処理推進機構(IPA)
http://www.ipa.go.jp/
(Security NEXT - 2009/08/24 )
ツイート
PR
関連記事
米当局、悪用脆弱性に6件追加 - SharePoint関連はランサムも悪用
「Apache httpd」のアクセス制御に脆弱性 - 条件分岐が常時「真」に
一部「SonicOS」のSSL VPNに脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
Apple、「macOS Sequoia 15.6」など公開 - 脆弱性87件を修正
「PowerCMS」に6件の脆弱性 - 修正版が公開
「SUSE Manager」にRCE脆弱性、アップデートで修正 - PoCは公開済み
Pythonの「tarfile」モジュールにサービス拒否の脆弱性
「iOS/iPadOS 18.6」で複数脆弱性を修正 - KEV掲載済みの脆弱性も
「oauth2-proxy」に認証バイパスの脆弱性 - アップデートで修正
「Chrome」にアップデート - セキュリティ関連の修正4件