Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ColdFusionにクロスサイトの脆弱性、アップデートが公開

Adobe Systemsが提供するウェブアプリの開発環境「ColdFusion」に深刻な脆弱性が見つかった。同社では、脆弱性を解消するプログラムの提供を開始している。

「ColdFusion 8.0.1」やそれ以前のバージョン、および「JRun 4.0」にクロスサイトスクリプティングの脆弱性が含まれていることが判明したもの。任意のコードが実行される可能性があり、同社では脆弱性を解消するアップデートの提供を行っている。

今回の脆弱性は、ユービーセキュアが同社製品を通じて発見し、情報処理推進機構(IPA)へ報告。JPCERTコーディネーションセンターがAdobeと調整を行ったという。

Security Update: Hotfixes available for ColdFusion and JRun
http://www.adobe.com/support/security/bulletins/apsb09-12.html

Adobe Systems
http://www.adobe.com/

(Security NEXT - 2009/08/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「OpenVPN」に「OVPNX脆弱性」 - 3月の更新で修正済み
Cisco、セキュリティアドバイザリ9件を公開 - 「Blast-RADIUS」の影響も
「Cisco SSM」に深刻な脆弱性 - 攻撃者によりパスワード変更可能
「Magento」「VMware vCenter」など脆弱性3件の悪用を確認 - 米当局が注意喚起
「Apache HTTPD」が今月3度目のセキュリティアップデート
SonicWallのVPN関連で複数の脆弱性 - アップデートが公開
「Apache HugeGraph」の深刻な脆弱性を狙うアクセスが増加
「Java SE」に複数の脆弱性 - アップデートで修正
Ivantiがアドバイザリを公開 - エンドポイント管理製品などに脆弱性
「Apache Airflow」に脆弱性 - アップデートが公開