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深刻な脆弱性を解消した「Firefox 3.5.1」が公開

Mozillaは、JavaScript処理における深刻な脆弱性を解消した「Firefox 3.5.1」の提供を開始した。

「Just-in-time JavaScriptコンパイラ」に脆弱性が存在し、攻撃を受けた場合メモリが破壊され、任意のコードが実行されるおそれがあったもの。同脆弱性の修正についてMozillaでは重要度を「最高」と設定している。

他バージョンについては、JITコンパイラを搭載していないため影響を受けないという。またMozilla Security Blogにおいて、コンパイラを無効化する方法が案内されていたが、Firefox 3.5.1では回避策を実施する必要はなくなり、再度有効化することができるとしている。

Mozilla Japan
http://mozilla.jp/

(Security NEXT - 2009/07/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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