Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

サイトが改ざん被害、閲覧でウイルス感染のおそれ - 全日本民医連

全日本民主医療機関連合会のウェブサイトが一時改ざんされていたことがわかった。閲覧者にウイルス感染のおそれがある。

同団体によれば、4月14日10時30分から12時30分にかけて同団体のウェブサイトが改ざんされたもの。悪意あるコードが埋め込まれ、問題の期間中に同団体のウェブサイトを閲覧した場合、ウイルスへ感染したおそれがある。

同団体が更新作業を委託していた業者のPCがウイルスへ感染したのが原因と見られており、ウイルスによって盗まれたFTP情報が外部サーバに送信され、それら情報を用いてウェブサイト上のデータに不正コードが挿入された。

ウイルスに感染した場合、コマンドプロンプトが開かなくなるほか、ブラウザの動作が不安定になったり、なにも操作していないにもかかわらずCPUの負荷が50%近く上がるといった症状が現れるという。

同団体では、心当たりあるユーザーに対し、ウイルススキャナを利用してウイルスの感染について調べるよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2009/04/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

スポーツグッズ通販サイトで個人情報流出か - 不正プログラムや改ざんを確認
ネックストラップ通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
獣医学本販売サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
化粧品メーカーがサイト改ざん被害 - マルウェアDLのおそれ
スポーツ用品通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
研究用サーバが改ざん、オンラインカジノへのリンク - 札幌市立大
日本茶の通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
市施設サイトに不正アクセス、メール配信CGIの脆弱性が標的に - 小諸市
製麺通販サイトに不正アクセス - 不正プログラム除去も被害継続
東亜大に不正アクセス、サイト改ざんで判明 - サーバ内部に個人情報