Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

患者の細胞診断の依頼票や検体などが所在不明に - 神奈川県立がんセンター

神奈川県立がんセンターにおいて、がん検査のために採取した患者の細胞検体や診断依頼伝票などが所在不明になっている。

所在が不明になっているのは、がん検査のために採取した患者3人分の「細胞診標本」のほか、細胞診依頼伝票および細胞診所見紙。

神奈川県の発表によると、4月16日9時ごろ、職員が専用の保管箱に入れて、細胞診断室内の所定の場所へ置いていたが、同日14時ごろ、別の職員が検査のため標本を使用しようとした際、紛失していることに気付いたという。

室内や周辺を捜索したものの発見できず、対象となる患者には説明と謝罪を行ったうえで、再検査のための組織採取を行った。同県では、引き続き捜索を続けるほか、今後鍵付きの保管庫に収納し、職員が標本を直接受け渡しするなど再発防止に取り組む。

(Security NEXT - 2009/04/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

市教委で特別支援教育就学奨励費対象児童の一部名簿を紛失 - 湖西市
書類が車両走行中に散乱、一部未回収 - 明治国際医療大
給与支払報告書を紛失、税額決定通知書の未着から判明 - 練馬区
民生委員が高齢者名簿を紛失、10カ月以上前に - 行田市
生徒の個人情報含む教務手帳を紛失 - 立命館守山高校
県立高で生徒と保護者の画像含む記録メディアを紛失 - 埼玉県
小学校で児童の写真含むデジカメとメディアが所在不明に - さいたま市
中学校で答案用紙などを紛失、成績には影響なし - 一宮市
民生委員が調査に用いる高齢者リストを紛失 - 藤沢市
学童保育で児童の写真含むデジカメが所在不明に - 高槻市