患者の細胞診断の依頼票や検体などが所在不明に - 神奈川県立がんセンター
神奈川県立がんセンターにおいて、がん検査のために採取した患者の細胞検体や診断依頼伝票などが所在不明になっている。
所在が不明になっているのは、がん検査のために採取した患者3人分の「細胞診標本」のほか、細胞診依頼伝票および細胞診所見紙。
神奈川県の発表によると、4月16日9時ごろ、職員が専用の保管箱に入れて、細胞診断室内の所定の場所へ置いていたが、同日14時ごろ、別の職員が検査のため標本を使用しようとした際、紛失していることに気付いたという。
室内や周辺を捜索したものの発見できず、対象となる患者には説明と謝罪を行ったうえで、再検査のための組織採取を行った。同県では、引き続き捜索を続けるほか、今後鍵付きの保管庫に収納し、職員が標本を直接受け渡しするなど再発防止に取り組む。
(Security NEXT - 2009/04/24 )
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