PowerPointの脆弱性でMSがアドバイザリ - 標的型ゼロデイ攻撃も
マイクロソフトは、PowerPointに脆弱性が見つかったことからアドバイザリを公表し、注意喚起を行った。
細工されたPowerPointファイルを開いた場合、リモートでコードが実行されるおそれがあるもので、すでに標的型攻撃が確認されている。同社では脆弱性について調査を進めており、更新プログラムの提供を含め、対応を検討している。
影響を受けるのは、「PowerPoint 2000 SP3」「同2002 SP3」「同2003 SP3」および「Office 2004 for Mac」。攻撃を行うファイルを含むウェブサイトへアクセスしたり、メールの添付ファイルを開いた場合に攻撃を受けるおそれがあるため、信頼できないOfficeファイルを開かないよう同社では注意を呼びかけている。
Microsoft Office PowerPoint の脆弱性により、リモートでコードが実行される
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/advisory/969136.mspx
マイクロソフト
http://www.microsoft.com/japan/
(Security NEXT - 2009/04/03 )
ツイート
PR
関連記事
「Spring Framework」「Spring Security」に認可回避の脆弱性
「NVIDIA Triton」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
最新OS「iOS/iPadOS 26」公開 - 旧OSではゼロデイ脆弱性を解消
Apple、「macOS Tahoe 26」で脆弱性77件を修正 - 旧OSも更新
ワークフロー管理ツール「Apache DolphinScheduler」に脆弱性
Samsung、モバイル端末の複数脆弱性を修正 - 一部で悪用も
AI開発フレームワーク「Flowise」に複数の「クリティカル」脆弱性
「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
「Cisco IOS XR」にDoSや署名バイパスの脆弱性 - 修正版リリース
「Zoom Workplace」に複数の脆弱性 - 最新版で修正済み