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バイヤー向けメルマガに新種ウイルスが混入 - アリババ

BtoB事業を展開するアリババは、ウイルスを含む添付ファイル付きのメールマガジンを誤って配信したことを明らかにした。

同社によれば、2月23日15時ごろに本来中国のサプライヤー向けに配信すべきメールマガジンを、誤って国内のバイヤー宛てに配信したが、同メールにウイルスが添付されており、開封するとウイルスに感染するおそれがある。

問題のウイルスは、オンラインゲームのIDやパスワードを詐取するウイルス「HTML_IFRAME.AGL」。2月末に発生した新種のウイルスと見られ、登場からまもないこともあり一部ソフトでは検知できないおそれがあるという。

同社ではメールを受信した顧客に対し、開封せず削除するようアナウンスしており、すでに開封してしまった顧客には、駆除を呼びかけている。また同社では再発を防止するためHTMLメールの配信を廃止する。

(Security NEXT - 2009/03/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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