Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

端末でのコピーや貼り付けも防止するDLP製品 - シマンテック

シマンテックは、情報漏洩対策ソリューションの最新版「Symantec Data Loss Prevention 9.0」を発表した。国内では2009年前半に発売を予定している。

同製品は、PCに保存された機密データを検出し、外部機器へのコピーやダウンロードなどを防止するDLPソリューション。データの流出防止機能にくわえ、ポリシー違反の状況を確認したり、自動通知機能による不正操作を行ったユーザーへの注意喚起も行える。

最新版ではデータの検知機能を強化。端末における機密情報のコピーや貼り付けのほか、印刷やファックスを禁止することが可能。組織のネットワークに接続していない間に、メールやメッセンジャー経由による情報漏洩を防止できる。

また同社製品である「Symantec Endpoint Protection」「Symantec Backup Exec System Recovery」とエージェントを管理を統合できるほか、「Symantec Brightmail Gateway」との連携によりマルウェアやスパム、情報漏洩など、メール向けのセキュリティ対策を統合できる。

シマンテック
http://www.symantec.com/ja/jp/

(Security NEXT - 2008/11/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Apache CloudStack」でSAML認証をバイパスされるおそれ
「サポート詐欺」の相談が3割増 - 過去最多を更新
特権アクセス管理製品「Symantec PAM」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
省庁や独法などの攻撃対象領域保護を実施 - NISC
冊子発送先の個人情報を郵便局へ誤送付 - CCNC
2Qの脆弱性届け出は112件 - 前四半期から半減
高校生向けセミナーの申込フォームで設定ミス - 岩手県立大
6月のフィッシング、URL件数が過去最多を更新
障害はWindows端末の1%未満、重要サービスでの利用多く影響拡大
「OpenVPN」に「OVPNX脆弱性」 - 3月の更新で修正済み