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海外出生児の出生届書を紛失、戸籍証明書の交付ができず - 豊田市

豊田市は、在外公館から外務省を経由して送付された海外出生児の出生届書を、庁舎内で紛失していたことを明らかにした。

所在が不明になっているのは、2008年3月に海外で生まれた子どもの出生届書で、在外公館から外務省を経由して同市役所へ届けられたもの。6月に職員が受領したのち、戸籍担当者が戸籍の入力作業を行う前に紛失したとみられている。

外務省からの問い合わせにより判明したもので、事務室内を捜索したが発見できなかった。届出書の紛失により出生児の戸籍記載が行われず、旅券発行申請に必要な戸籍証明書の交付ができないなどの影響があったという。

同市では関係者に説明と謝罪を行い、届出書の再送付を依頼して戸籍記載手続きを行った。また、特殊郵便物の受け渡しの際には受領リストに押印し、責任者を明確にするなどの再発防止策を講じるとしている。

(Security NEXT - 2008/10/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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