Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

マイクロソフト、「Kill Bit」に関するアドバイザリと新セットを公開

マイクロソフトは、Internet ExplorerがActiveXコントロールを読み込まないようレジストリを設定する「Kill Bit」に関してアドバイザリを公開し、サードパーティのソフトウェアに対して適用される新しいセットを公開した。

新セットは、「Microgaming Download Helper」「System Requirements Lab」「PhotoStockPlus Uploader Tool」へ対応したもので、提供元の要請により「Kill Bit」を設定し、ActiveXコントロールが起動するのを防ぐ。

また「Office Web Componentsに関する脆弱性(MS02-044)」や「Officeウェブコンポーネントの脆弱性(MS08-017)」「Access Snapshot ViewerのActiveXコントロールの脆弱性(MS08-041)」「GDI+ の脆弱性(MS08-052)」などすでに解決済みのプログラムについても、多層防御のためにActiveXコントロール用の「Kill bit」を設定している。

ActiveXのKill Bitの累積的なセキュリティ更新プログラム
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/advisory/956391.mspx

マイクロソフト
http://www.microsoft.com/japan/

(Security NEXT - 2008/10/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

Acronisのデータバックアップ用インフラ製品に深刻な脆弱性 - すでに悪用も
組込システムの検証テストツール「NI VeriStand」に複数脆弱性
SonicWall、「Blast-RADIUS」の緩和策でアドバイザリ
「Spring Cloud Data Flow」に深刻な脆弱性 - アップデートが公開
「BIND 9」の脆弱性、関連機関がアップデートを強く推奨
「Telerik Report Server」に深刻な脆弱性 - 最新版へ更新を
「VMware ESXi」「vCenter Server」に脆弱性 - 修正パッチが公開
Oktaのウェブブラウザ向けプラグインにXSS脆弱性
「GitLab」にセキュリティアップデート - 脆弱性6件を修正
米当局、「Twilio」や「IE」の脆弱性悪用に注意呼びかけ