書類の誤送付や紛失など複数の個人情報関連事故を公表 - 住宅金融支援機構
住宅金融支援機構は、顧客情報が記載された書類の誤送付や紛失など、6月末から7月にかけて発生した複数の事故を公表した。
同機構によれば、6月27日から7月10日の間に、顧客情報含む書類を誤った委託先機関へ送付する事故が、九州支店、審査センター、東北支店、首都圏支店の4カ所で発生。
誤送付されたのは郵便局から返却された「お知らせ封書」や購入希望者報告書などで、合わせて15人分の個人情報が記載されていた。書類によって記載されている情報は異なるが、氏名や住所、融資額や債権残高などが含まれる。
また、7月に債権書類の確認を行った際、北海道支店および首都圏支店において書類の紛失が判明した。顧客5人分の書類で、氏名、住所、生年月日、職業のほか、融資物件や融資条件なども含まれる。書類は誤って廃棄した可能性が高く、情報が外部へ流出するおそれは極めて低いとしている。
同機構では、対象となる顧客に対し説明と謝罪を行っている。
(Security NEXT - 2008/08/07 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
一部工事注文書控が所在不明、誤廃棄の可能性 - カンセキ
学会資料に関する患者情報含んだUSBメモリが所在不明に - 山口大病院
受託要配慮個人情報含むPC紛失、約1カ月後に回収 - 日本健康文化振興会
高校で生徒の個人情報含む出席簿を紛失 - 東京都
高齢者世帯名簿を民生委員が紛失、誤廃棄の可能性 - 春日部市
入院患者情報含むUSBメモリが所在不明 - 淡路医療センター
申請書など受領書類の紛失が複数判明、管理不十分で - 厚労省
小学校で卒業生台帳が所在不明、鍵付金庫で保管 - 葛飾区
個人情報が記載されたチケットが所在不明に - 神戸六甲鉄道
学生情報含む書類を電車内に置き忘れて紛失 - 洗足学園音大