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個人情報記載書類を関係ない労働事務組合へ誤交付 - 群馬労働局

群馬労働局は、個人情報を記載した労災関連書類の誤交付が発生したと発表した。

前橋労働基準監督署が6月4日、労災保険特別加入時の健康診断に関する書類を交付する際、事業所が業務を委託した労働保険事務組合とは別の組合へ交付したもの。誤交付した書類には代表者や労働者の氏名などが記載されていた。

誤って交付を受けた労働保険事務組合の指摘によりミスが判明し、同監督署では謝罪した上で文書を回収。また事業者や本来交付する労働保険事務組合を訪問して事情を説明、謝罪した。

また全職員に対して事故経過を説明、交付時に内容や枚数、宛先を複数で確認するよう指導。群馬労働局でも全職員へ経過報告を行い、再発防止に向けて管理の徹底を指示したという。

(Security NEXT - 2008/07/31 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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