Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

オンラインゲーム「Lievo」の一部サイトが改ざん - 閲覧でウイルス感染の可能性

SeedCが運営するオンラインゲーム「Lievo」のコンテンツサイトが不正に改ざんされ、閲覧者にウイルスが感染するおそれがあったことがわかった。

5月10日18時30分ごろから同日22時20分まで、ウェブサイトの一部が改ざんされ、中国の不正サイトへアクセスするコードが埋め込まれたもの。改ざんされたページは、同社が提供するゲーム「ハルカ」「MIXMASTER」「カーディナル・サーガ」「WarRock」「GallopRacerONLINE」「ラブネマ」「アッピー2」の告知ページ。

改ざんされた期間にこれらページヘアクセスして不正サイトへ誘導された場合、ウイルス「Downloader」に感染し、さらにバックドアなど導入する「Trojan.Dropper」がダウンロードされるおそれがあった。

同社ではメンテナンスを同日中に完了させ、サービスは11日未明より再開。個人情報の流出はなかったという。同社では不正プログラムの対策方法を公開して、不正プログラムが感染していた場合は駆除するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2008/05/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

サイトが改ざん被害、外部へ誘導される状態に - 京都府社会福祉協議会
中国支援の攻撃グループ、世界規模で通信など重要インフラを攻撃
サイトに不正プログラム、個人情報流出の可能性 - 靴通販サイト
サイトが閲覧不能に、個人情報流出のおそれも - 筋ジストロフィー協会
ホビー通販サイトが改ざん被害 - 個人情報流出の可能性
企業サイトが改ざん、無関係の通販サイトが表示 - カイゼンベース
郡上八幡の特産品扱う通販サイトが不正アクセス被害
観光業界向けオンラインメディアが改ざん被害 - 外部サイトへ誘導
日本語学習支援施設のサイトが改ざん被害 - 横浜市
草津市指定管理者の運営2サイトが改ざん被害 - 偽警告を表示