Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

研修医がナースステーションで患者情報入りUSBメモリを紛失 - 島大付属病院

島根大学医学部付属病院において、医師が患者の個人情報を保存したUSBメモリを紛失したことがわかった。

同院の研修医が、5月9日に院内で紛失したもので、所在不明となっているUSBメモリには、氏名や年齢,性別のほか、診断や検査結果、病歴,生活歴,家族歴など11人分の患者情報が保存されていた。

同医師は、資料を作成するため、院内のナースステーションのパソコンでUSBメモリを利用していたが、別病棟での処置や研修の打ち合せのために離席。作業を行うため席に戻った際、USBメモリがなくなっていることに気が付いたという。

同院では詳細について調査を進めているが、紛失した個人情報の悪用などは確認されていない。同院では関連する患者へ謝罪を行っている。

(Security NEXT - 2008/05/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

職員が患者の検査画像をSNSに投稿 - 都内の循環器専門病院
川崎市、要配慮個人情報の事故報告で遅れ - 個情委が指導
病院看護師が電子カルテ画像を知人に送信、患者氏名は墨塗り - 長野県
生活保護受給者の医療券を別機関へ誤送付 - 新潟市
職業性曝露事故の関係者情報含むUSBメモリが所在不明 - 秋田大病院
患者画像など所在不明、調査で持出も判明 - 富山大病院
新人教育で使用するUSBメモリを紛失、内部に評価表 - 砂川市立病院
大学病院の患者情報含むUSBメモリが所在不明 - 兵医大
患者の個人情報含む書類を院内チラシラックに - 近畿大病院
学会資料に関する患者情報含んだUSBメモリが所在不明に - 山口大病院