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准教授がベルギーで窃盗団に学生の個人情報盗まれる - 広島大

広島大学の準教授が、出張先であるベルギーで学生の個人情報を紛失したことがわかった。

広島大学留学生センターの准教授が、3月15日に出張していたベルギーで、電車で移動する際に数人の窃盗団により、学生の個人情報が記録されたノートパソコンを鞄ごと盗まれたもの。盗まれたパソコンは同大の備品で、留学生480人分を含む749分の個人情報が保存されていた。

保存されていた情報は、氏名や成績や学籍情報のほか、一部には電話番号、メールアドレス、本国の情報、パスポート番号なども含まれる。パソコンには、起動時のパスワードが設定されているものの、暗号化は実施されていなかった。

同大では、関連する学生に対し、事情を説明し謝罪する文書を送付したが、不正使用などは報告されていないという。また今回の事故を受け、准教授に訓告、上司に対して文書による厳重注意の処分を行った。

(Security NEXT - 2008/04/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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