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消去結果をPCに保存、起動時に表示できるデータ削除ツール

アドバンスデザインは、ハードディスクのデータを消去する企業向け製品「DataSweeper Handy」「DataSweeper Enterprise」を発売した。

「DataSweeper Handy」は、USBストレージタイプのデータ消去ツール。USB接続で起動することにより、PCのハードディスクに保存されたデータを消去可能で、消去作業中に接続を解除し、別のPCで消去作業することも可能。USBブートに非対応のPCについては、CDやフロッピーディスクで対応する。

一方「DataSweeper Enterprise」は、LAN経由でハードディスクのデータを消去するサーバクライアント型製品。多数のPCをまとめて消去できるほか、ブラウザを用いた管理ツールからライセンスの管理や消去ログのダウンロードなど集中管理が可能。

いずれも、消去方法は米国国防総省など世界の規格に準拠した13種の方式を採用した。また、消去ログをそれぞれ製品にCVS形式で保存するほか、消去したHDDのモデル名、シリアル番号、容量、消去方式、消去の開始および終了日時などをPCにも保存し、消去結果を起動時に表示することができる。

(Security NEXT - 2008/03/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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