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学生の個人情報や試験結果など含むPCが教室内で盗難に - 近畿大

近畿大学の工学部において盗難が発生し、学生337人分の個人情報や、一部学生の試験結果などが保存されたパソコンが盗まれた。

被害に遭ったパソコンは、教員が講義の準備のために持参したもので、講義を担当する4科目の受講生のべ337人の氏名、学籍番号、出欠状況などが保存されていた。また、そのうち1科目99人に関しては、筆記試験の結果が含まれているという。

1月22日朝、教員がパソコンを教室内に持参。講義の準備のため、パソコンを置いたまま一時部屋を離れた間に盗まれたという。同大学では、関連する学生に対し経緯説明と謝罪を行った。また個人情報保護に関する認識や管理体制が不十分だったとして、情報管理を強化する。

(Security NEXT - 2008/01/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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