Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

最高裁で5500円の損害賠償が確定 - ヤフーBBの顧客情報漏洩事件

ブロードバンド接続サービス「ヤフーBB」の会員情報が流出し、会員ら5人が1人あたり10万円の慰謝料支払いを求めていた上告審で、最高裁判所は一部損害賠償を認めた2審の判決を支持し、ヤフーらの損害賠償が確定した。

問題の事件は、2003年6月と2004年1月に元従業員がインターネットカフェなどから2回にわたり個人情報を盗み出したもの。パスワードなど変更されておらず、個人情報の管理責任や監督責任などが争そわれた。1審では、BBテクノロジー(現ソフトバンクBB)に6000円の支払いを命じたが、2審判決では、ヤフーについても責任を認め、送付した金券の額を差し引いた5500円の賠償が命じる判決が出ていた。

(Security NEXT - 2007/12/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

先週注目された記事(2025年9月7日〜2025年9月13日)
AI開発フレームワーク「Flowise」に複数の「クリティカル」脆弱性
ゴルフスクールのインスタアカが乗っ取り被害 - 意図しない投稿
住民の個人情報を議員に漏洩した職員2人を懲戒処分 - 吉野町
学生向けシステム内に不正ファイル、個人情報流出の可能性も - 帝塚山学院大
ランサム攻撃によりサーバやPCが被害 - 建設資材機械設備メーカー
危険物取扱者試験講習会の案内メールで誤送信 - 薩摩川内市
外部からの攻撃を検知、会員情報流出の可能性 - CNプレイガイド
個人情報約60万件が詐欺グループに - 個情委が名簿事業者に行政指導
「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消