Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

データの利用制限や自動削除を実現するASPを開始 - セキュアヴェイル

セキュアヴェイルは、コンピュータ上のファイルに利用制限や自動消去を設定できるASPサービス「データステア」を11月末より提供開始する。

同サービスでは、コピーやペースト、編集、別名保存、印刷など禁止、パスワードの設定など、管理者がファイルの利用を制限でき、特定の日時や経過時間、利用回数に応じてデータを消去することが可能。外部に提供するデータに制限を設けることで、情報漏洩対策などに活用できる。

アイ・エックス・アイより同社に譲渡された事業をあらたにサービスメニュー化したもので、従来は顧客ごとに個別対応していたサービスをASP化。ASPサービスでは、既存のサーバやネットワークの変更は不要で、ファイル利用者は、クライアントソフトをインストールすることにより利用できる。

今後同社では、「ASP」「OEM提供」「個別インテグレーション」と3種類の提供形態でサービスを展開していく計画だ。

(Security NEXT - 2007/11/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「IBM QRadar SIEM」に複数脆弱性 - 修正パッチをリリース
複数機器がランサム被害、調査を継続 - エースコンサルタント
「WordPress 4.6」以前へのセキュリティ更新を7月に停止
ゲームサーバ管理ツール「Pterodactyl Panel」に脆弱性 - 悪用の動きも
構成管理ツール「Salt」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
「GeoTools」にXXE脆弱性 - 「GeoServer」なども影響
ランサムウェア被害による情報流出が判明 - 日揮ユニバーサル
イベント申込フォームで設定ミス、個人情報が閲覧可能に - 鎌倉市
「Roundcube」にアップデート - 前バージョンの不具合を解消
サイトが改ざん被害、仮設サイトを設置 - 日本体操協会