Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

会員情報1510人分が記録されたディスクを委託先が紛失 - 東京文化会館

東京文化会館は、会員の個人情報が記録された光ディスク1枚を、チケット販売業務を委託しているホリプロにおいて紛失したと発表した。

所在不明となっているディスクには、「東京文化会館友の会」会員1510人の氏名、電話番号、会員番号などが記録されていた。公演チケットの販売業務を受託しているホリプロでは、会員割引販売を受け付ける際の本人確認のためにディスクを利用しており、毎月データを更新しているという。

9月17日に9月分の会員情報を更新したのち、ホリプロの担当者が保管。10月になって同会館が返却を要請したが返却されず、同月24日に同社より紛失が報告された。東京文化会館によると、光ディスクにはパスワードが設定されている。

同会館では会員全員に報告と謝罪の文書を送付し、問い合わせ窓口を設置した。また委託先に対して指導徹底するとしている。

(Security NEXT - 2007/10/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

イベント説明会の申込フォームで設定ミス - えどがわボランティアセンター
MDMサーバに不正アクセス、従業員情報が流出 - 三菱オートリース
「Cisco FMC」に深刻な脆弱性 - 認証なしでコマンド実行のおそれ
Cisco、ファイアウォール製品群にアドバイザリ21件を公開
「Apache Tomcat」にアップデート - 脆弱性「MadeYouReset」を解消
「HTTP/2」実装に「MadeYouReset」脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
「Exchange Server」のハイブリッド構成に深刻な脆弱性 - MSが定例外アドバイザリ
登録セキスペ試験、2026年度からCBT方式に移行
秘密管理ツール「OpenBao」に脆弱性 - 任意のコード実行が可能に
N-ableのIT管理ツールにゼロデイ脆弱性 - 米当局が悪用に注意喚起