学生のPCから大学付属病院の患者情報がネット流出 - 島根大
島根大学は、学生や医学部附属病院の患者に関する情報が、ファイル交換ソフトにより外部に流出したと発表した。
同大医学部学生の私用パソコンからウイルス感染をきっかけにファイル交換ソフトを通じてインターネット上へ流出したもので、9月20日に外部より指摘を受けて9月12日に流出したことが判明したという。
流出したデータは、2005年に作成された研究資料で,氏名や年齢のほか、病名や症状、検査データなど、同大付属病院の患者情報60人分が含まれる。また学生の情報を記載した個人的な名簿なども流出した。
同大では、漏洩した患者などに対して事情を説明し、謝罪した。また学内関係者に注意喚起を実施し、今回問題となった医学部では、個人情報管理の内部監査を実施するほか、研修を行ったという。
島根大学
http://www.shimane-u.ac.jp/
(Security NEXT - 2007/10/11 )
ツイート
PR
関連記事
教員がサポート詐欺被害、NAS内の個人情報が流出か - 山形大付属中
市バスのドラレコ映像が保存されたUSBメモリが所在不明 - 川崎市
がん検診クーポン券に別人の住所、委託事業者のミスで - 横須賀市
個人情報流出の可能性、高負荷から事態を把握 - 楽待
Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
委託先で個人情報流出か、セキュリティ監査に虚偽報告 - ソフトバンク
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意