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サーバ上の機密情報へアクセスしたら自動で漏洩対策する新技術 - NEC

NECは、サーバ上の機密情報にアクセスすると、漏洩対策を自動的に実行する新技術を開発した。

今回開発した「漏えい対策強制ソフトウェア」は、漏洩につながる操作を制限するソフトを自動的にインストールする漏洩対策技術。各端末に事前にソフトをインストールする必要がないという。

同ソフトでは、サーバ上の機密情報を扱う際、アプリケーションの動作を監視してユーザーの操作を制限。データの保存、印刷、転送、ほかのアプリケーションへのコピー、画面キャプチャなどの操作を制限することで、漏洩のリスクを抑える。

機密情報を扱うアプリケーションと「漏えい対策強制ソフトウェア」を連携させる「連携管理ソフトウェア」を利用しており、機密情報にアクセスすると両ソフトが自動配信され、ユーザーの操作なしに漏洩対策を実現。また、特定のアプリケーションに対してのみ対策を実行するため、ほかのアプリケーションの操作性を維持できる。

(Security NEXT - 2007/08/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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