サーバ上の機密情報へアクセスしたら自動で漏洩対策する新技術 - NEC
NECは、サーバ上の機密情報にアクセスすると、漏洩対策を自動的に実行する新技術を開発した。
今回開発した「漏えい対策強制ソフトウェア」は、漏洩につながる操作を制限するソフトを自動的にインストールする漏洩対策技術。各端末に事前にソフトをインストールする必要がないという。
同ソフトでは、サーバ上の機密情報を扱う際、アプリケーションの動作を監視してユーザーの操作を制限。データの保存、印刷、転送、ほかのアプリケーションへのコピー、画面キャプチャなどの操作を制限することで、漏洩のリスクを抑える。
機密情報を扱うアプリケーションと「漏えい対策強制ソフトウェア」を連携させる「連携管理ソフトウェア」を利用しており、機密情報にアクセスすると両ソフトが自動配信され、ユーザーの操作なしに漏洩対策を実現。また、特定のアプリケーションに対してのみ対策を実行するため、ほかのアプリケーションの操作性を維持できる。
(Security NEXT - 2007/08/09 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
テモナのEC支援SaaSに侵害の痕跡 - 攻撃経路や影響など調査
MS、「Windows Server」向けに定例外パッチ - 米当局が悪用確認
3Qの脆弱性届出は160件 - ソフトウェア製品が倍増
Dellストレージ管理製品に認証回避の脆弱性 - アップデートで修正
「Adobe Commerce/Magento」や「WSUS」の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
先週注目された記事(2025年10月19日〜2025年10月25日)
地域電子商品券「はばタンPay+」サイトで不具合、個人情報流出 - 兵庫県
買収予定関係者に個人情報含む用地実測図を誤送信 - 新潟県
業務用PCを紛失、賃借人の個人情報含む可能性 - コロンビア・ワークス
証明書発行システムがランサム被害、影響など調査 - 流通経済大
