4人に1人がセキュリティ対策ソフトを未導入
4人に1人がセキュリティ対策ソフトを導入していないことが情報処理推進機構の調査によりわかった。
IPAがインターネット利用者を対象に実施した「情報セキュリティに関するあらたな脅威に対する意識調査」で判明したもの。同調査は今回が2回目で3月に行われた。有効回答数が5316件。
アンケートによれば、コンピュータウイルスやスパムメール、フィッシング詐欺などを認知しているユーザーはいずれも約8割から9割にのぼるが、正しく理解しているユーザーはいずれも3割から4割の間で推移。ボットやファーミングといった用語は6割以上が認知さえしておらず、正しい理解ができているユーザーは、それぞれ3.4%、2.5%とわずかだった。
セキュリティ対策については、セキュリティ対策ソフトの導入は73.9%と依然4分の1のユーザーが未対策。定期的なウイルスチェックとなると53.2%へ落ち込み、定義ファイルの定期的な更新は39.0%と4割に達していなかった。
(Security NEXT - 2007/07/13 )
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