Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

GPS搭載携帯などの普及を受け、個人情報保護ガイドライン解説を改正

総務省は、「電気通信事業における個人情報保護に関するガイドライン」の第26条に関する解説について改正案を取りまとめ、意見募集を開始した。8月10日まで意見を受け付け、意見を踏まえて改正する予定。

GPS搭載携帯電話など、端末所持者の位置情報を電気通信事業で取り扱うケースが増加したことを受けたもので、同省は、電気通信事業分野におけるプライバシー情報に関する懇談会を開催し、個人情報保護法ガイドライン第26条の解説の改正案を取りまとめた。

ガイドラインでは、従来より意思に反して位置情報を第三者へ提供することを禁止し、第三者へ提供する場合についても、通信の秘密やプライバシー保護とのバランスが必要としていたが、今回の改正では必要な措置についてより具体的な内容を解説に盛り込んだ。

(Security NEXT - 2007/07/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

DB管理ツール「pgAdmin4」に複数脆弱性 - 重要度「クリティカル」も
「Apache Causeway」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
病院職員が患者情報含む受付画面をSNS投稿 - 岩見沢市
土地家屋調査士試験の申請書を誤廃棄 - 保存期間の表示漏れで
学会掲載論文の図表に患者の個人情報 - 神奈川県立病院機構
eラーニングシステムで利用者情報が閲覧可能に - 学研Meds
サイトが改ざん被害、海外オンラインカジノへ誘導 - 拓大
介護サービス事業所変更届を第三者にメール誤送信 - 笠間市
ファイル転送サーバ「SolarWinds Serv-U」に脆弱性 - 「クリティカル」も複数
SonicWall製ファイアウォールにDoS脆弱性 - SSL VPN有効時に影響