融資関連書類を事務所内で紛失 - 住宅金融支援機構
住宅金融支援機構は、融資情報など顧客情報を記載した書類を紛失したと発表した。
今回紛失が判明したのは、金融機関から顧客の融資内容を同機構へ知らせる「貸付実行通知書」8件やローン内容を変更した際に通知する「変更通知書」1件などあわせて9件。いずれも氏名や生年月日が含まれていたほか、貸付実行通知書では、住所や職業、収入のほか、融資金額や返済期間、物件情報など個人情報9人分や法人顧客の情報1件分が含まれていた。
これら書類は通常であれば事務所内で保管されているという。同機構では、持ち出した形跡がないとして、ほかの書類と一緒に誤って廃棄した可能性が高いと結論付けている。また関係者に対して事情を説明、謝罪した。
さらに同機構では、6月13日に職員が取引先の担当者へ連絡を行った際、一部メールアドレスがCCへ記載されていたことから、メールアドレスが流出する事故も発生している。事故判明後に関係者へ事情を説明、誤送付先に対してはメールの削除を依頼した。
(Security NEXT - 2007/06/20 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
多治見市の複数小中校で不正アクセス - 迷惑メール1.6万件送信
開発環境が侵害 マルウェア感染と個人情報流出を確認 - ジモティー
「Avast Antivirus」macOS版に脆弱性 - RCEやDoSのおそれ
「MS Edge」にアップデート - 脆弱性14件を解消
「Langflow」に未修正脆弱性、緩和策を - 報告者「修正が後回し」
深刻な「React」脆弱性、米当局が悪用に注意呼びかけ
先週注目された記事(2025年11月30日〜2025年12月6日)
解析ライブラリ「Apache Tika」に深刻なXXE脆弱性 - コア部分も更新を
「React」脆弱性、実証コード公開 - 悪用リスクが上昇
サイバー攻撃で顧客管理システムのPWが流出 - 車検チェーン店
