ファイルの特徴から機密情報を判断して持ち出し防止 - 「LeakProof」
日立システムアンドサービスは、ファイルの特徴から機密情報を判断して外部への持ち出しを防止する「LeakProof」の販売を開始した。
同製品は、米Provillaが開発した情報漏洩防止製品。ネットワーク機器「LeakProof Server」とクライアントソフト「LeakProof Agent」を組み合わせることで、メモリなどの外部記憶媒体やネットワーク経由でのファイル持ち出しを防止する。
ファイルの特徴を抽出して照合することで機密情報を判断し、ファイル名の変更やキーワード削除などの改ざんを施した持ち出しについても防止することができる。ファイルの特徴は、Provillaの「DataDNA」技術により約1Kバイトの固定情報で管理されるため、ファイルサイズに影響を受けず処理が可能。
また、メール添付やファイル転送ソフトなど、ネットワーク経由でのファイル持ち出しも防止し、圧縮ファイルや暗号化ファイルの持ち出しを禁止するほか。ユーザーごとのアクセス権限や機密扱いの期限など、詳細な設定も可能となっている。
(Security NEXT - 2007/06/13 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「学校給食センター見学試食会」の案内メールで誤送信 - 東大和市
「Cisco Meraki 」にDoS脆弱性 - SSL VPN処理で強制再起動
「IBM QRadar SIEM」に複数脆弱性 - 修正パッチをリリース
複数機器がランサム被害、調査を継続 - エースコンサルタント
「WordPress 4.6」以前へのセキュリティ更新を7月に停止
ゲームサーバ管理ツール「Pterodactyl Panel」に脆弱性 - 悪用の動きも
構成管理ツール「Salt」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
「GeoTools」にXXE脆弱性 - 「GeoServer」なども影響
ランサムウェア被害による情報流出が判明 - 日揮ユニバーサル
イベント申込フォームで設定ミス、個人情報が閲覧可能に - 鎌倉市