Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

国交省の防災情報システムに不正アクセス - 誤情報を配信

国土交通省の防災情報システムが不正アクセスを受け、誤情報を発信したことがわかった。

外部より不正アクセスを受けたのは、同省北陸地方整備局神通川水系砂防事務所が運営する土砂災害発生対策用の防災メールシステム。5月15日に13回にわたり緊急情報がメールで不正に発信されたという。

システムには、国土交通省の職員や自治体関係者のほか、一般利用者など含む44名が登録されているが、誤情報は関係者31名のみに配信された。また不正アクセスの被害は誤情報の発信のみで、個人情報の漏洩といった被害もなかったとしている。同事務所では、原因究明を進めている。

(Security NEXT - 2007/05/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

ランサム被害でシステム障害、グループ各社に影響 - テイン
公開PDF資料に個人情報、県注意喚起きっかけに判明 - 菊池市
小学校で個人票を誤配布、マニュアルの認識不十分で - 大阪市
ファイル転送ソフト「MOVEit Transfer」にDoS脆弱性 - 修正版公開
ネット印刷サービスにサイバー攻撃、個人情報流出か - ウイルコHD子会社
英国ブランド通販サイト、約3年間にわたりクレカ情報流出の可能性
「VMware Tools」「Aria Operations」既知脆弱性、悪用事例の報告
ランサム攻撃者が犯行声明、事実関係を確認中 - アスクル
ペット保険システムから契約者情報など流出した可能性 - アクサ損保
米当局、「XWiki Platform」「Aria Operations」脆弱性を悪用リストに追加