Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

PC管理ソフト「LogVillage」が機能強化 - Mac OS X版開発にも着手

蒼天は、機能を強化したクライアントPCの管理ソフトウェア「LogVillage 1.4」を発売した。

同製品は、Windowsがインストールされたクライアントパソコンにおけるログオンやアプリケーションの実効、ウェブアクセス、印刷、パッチの適用状況などの情報を収集、記録するセキュリティソリューション。クライアントPCにエージェントソフトをインストールせずに利用できる。

今回発売となる最新版の「LogVillage 1.4」では、アプリケーションソフトおよびハードウェアの資産情報管理機能を強化。ハードウェア構成などの情報管理にも対応。

マイクロソフトのアプリケーションについては、ライセンスIDごとのインストール状況など資産管理ができ、不正なコピーソフトの導入など監視することができる。今後は他ベンダーの製品にも対応していく予定だという。

また、監視対象となるクライアントPCの登録をウェブブラウザで行えるほか、管理画面の改善も行い、ユーザビリティの向上を目指したという。管理用データベースを組み込んだことで、従来管理において必要だったSQL Serverが不要となった。

さらに同社ではビジュアル・プロセッシング・ジャパンと提携し、Mac OS X版の「LogVillage」について共同で開発を進め、2007年6月ごろの完成を目指すという。

(Security NEXT - 2007/04/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「学校給食センター見学試食会」の案内メールで誤送信 - 東大和市
「Cisco Meraki 」にDoS脆弱性 - SSL VPN処理で強制再起動
「IBM QRadar SIEM」に複数脆弱性 - 修正パッチをリリース
複数機器がランサム被害、調査を継続 - エースコンサルタント
「WordPress 4.6」以前へのセキュリティ更新を7月に停止
ゲームサーバ管理ツール「Pterodactyl Panel」に脆弱性 - 悪用の動きも
構成管理ツール「Salt」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
「GeoTools」にXXE脆弱性 - 「GeoServer」なども影響
ランサムウェア被害による情報流出が判明 - 日揮ユニバーサル
イベント申込フォームで設定ミス、個人情報が閲覧可能に - 鎌倉市