Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「インターネット上の治安に不安」40.1% - 前回調査の約2倍に

インターネット上の治安や犯罪などを不安に感じている人が大幅に増加していることが内閣府の調査によりわかった。

内閣府が全国3000人を対象に治安に関する調査を実施したもので、有効回収を2097人。アンケートを見ると、不安になる場所としてインターネット空間とする回答が40.1%に上り、前回2004年7月に実施した調査結果の19.1%より大幅に上昇。路上(60.2%)や繁華街(44.7%)に次ぐ3位となった。

インターネットを利用した犯罪が増えていると感じている人も43.6%に上り、インターネット犯罪を不安とする回答が24.2%から39.9%へ増加している。

情報セキュリティに関する情報が求める声も前回調査から10.7ポイント増加し、26.7%と約4分の1に達し、インターネット犯罪対策を望む声は32.8%と3割を超える結果となった。

(Security NEXT - 2007/02/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

ウェブサイトが改ざん被害、侵害経路を調査 - HS損保
Linuxカーネルの脆弱性に対する攻撃が発生 - 米当局が注意喚起
「Android」に複数脆弱性を修正するアップデート - 一部で悪用の兆候
「Cisco ISE」に深刻な脆弱性 - 権限昇格や認可回避のおそれ
「curl」の特定バージョンにクローズ処理が重複する脆弱性
「サイバーセキュリティ月間」がスタート - チョコプラ「TT兄弟」も登場
「サポート詐欺」で1000万円超の被害 - ネットバンクへ誘導
Veeamのクラウド向けアプライアンスに脆弱性 - 更新状況の確認を
深層学習で活用される「Deep Java Library」に深刻な脆弱性
「Apache OFBiz」や「.NET Framework」の脆弱性悪用に注意