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鳥取銀行、信用情報の登録ミスが判明 - プログラムミスで2001年から

鳥取銀行は、個人顧客のローン返済の解約や完済といった信用情報に登録ミスがあったと発表した。

信用情報については、銀行などの各金融機関が全国銀行個人信用情報センターに登録し、共有しているが、同行が同センターへ情報を提供する際、2001年5月以降、解約や完済情報など1万6060件が未送信となっていた。

しんきん共同システム運営機構などにおいて同センターに対して314万人分にわたる大規模な登録ミスが12月初旬に判明しており、同行においても同様のミスなどがないか調査を進めたところ発覚。2001年5月に個人信用情報機関へ登録するプログラムを変更したが、同プログラムに不具合があり、それ以降、
通常の新規契約や返済などの情報は通常通り送信されていたものの、解約や完済などの情報が送られていなかった。

同行では、プログラムを修正し、2006年12月25日までに未送信となったデータを送信、登録した。今回の登録ミスが原因となり、同行に対する融資の申し込みを断ったケースはないという。

鳥取銀行
http://www.tottoribank.co.jp/

(Security NEXT - 2007/01/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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