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委託運輸業者の盗難事件で顧客情報を紛失 - イチネン

リース事業などを手がけるイチネンは、12月23日に委託先の運送会社において盗難事件が発生し、同社の顧客情報を持ち去られたと発表した。

12月23日21時ごろに西濃運輸に何者かが侵入し、同社が受託した荷物を盗んだもので、持ち去られた荷物の中に同社が信販会社へ送付したフロッピーが含まれていた。フロッピーには、「車両リース料引落しデータ」が記録されており、銀行口座に関する情報や請求金額など187件の法人顧客の情報と10件の個人情報が保存されていたという。

現在、警察による捜査が進められている。同社では、今後データの取り扱いについてインターネットの活用やデータの暗号化など取り組みたいとしている。

(Security NEXT - 2007/01/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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