Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

9割が情報漏洩に不安を覚えつつも個人情報などを入力 - シマンテック調査

9割以上のユーザーがインターネット上の情報漏洩に不安を感じていることがシマンテックの調査により判明した。

シマンテックが、インターネット利用歴3年以上で15歳以上のユーザーを対象に、オンライン詐欺に関する調査を実施したもの。今回の調査で3回目を迎えた。

同調査によれば、インターネット上で個人情報などが流出したり、詐取された情報などの不正利用されることを9割以上が不安に思っていながらも、実際にはネット上で情報を入力していることがわかったという。

一方、インターネット詐欺を防ぐためにスタイルの変化が生まれており、3割弱のユーザーが信用できるサイト以外の買い物を避けたり、対策ソフトの利用などを行うようになったという。また、パスワードを定期的な変更などを行ったり(20.0%)、決済方法を変更する(17.2%)ようになったユーザーもいたという。

(Security NEXT - 2006/11/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

研究室に侵入者、個人情報をPCから持ち去りか - 北大
ランサム被害による個人情報流出を確認 - 保険事故調査会社
テモナの「たまごリピート」、脆弱性突かれ侵入 - 流出痕跡は確認されず
「Array AG」狙う攻撃、関連する複数IPアドレスを公開 - IPA
Ruby向けSAML認証ライブラリに深刻な脆弱性 - 最新版へ更新を
「Array AG」にCVE未採番の脆弱性 - 8月に国内で悪用被害
米当局、「ArrayOS AG」脆弱性など2件を悪用リストに追加
Synology製NASに複数脆弱性 - 情報漏洩やDoSのおそれ
メール誤送信、イベント申込者のメアド流出 - 神奈川県
海外子会社の予約管理システムが侵害、個人情報流出 - tripla